デスアンサー・二校目

「はじめまして…哀れなおねーさん♪」

俺たちは目と耳を同時に疑った。

なんせ、そこにはここにいるはずのない女の子が居たから。

その少女は、セーラー服を着ていた。

この学校の女子の制服は、ブレザー。それに、こんな子校内で見たことがない。

そして俺たちはわかっていた。この子を見た時から、この子が『質問さん』であることを。

なぜならそれはーーー

少女の制服、長い青緑色の髪、白い肌が全て赤黒い血にまみれていたからーー。