用意された教室。 用意された机。 自分の席を探して座り受験票を置く。 そして大きな息をこぼした。 大丈夫、大丈夫。 俺は諦めなかった、大丈夫。 「……大丈夫」 カチコチと時計が進んでいく。 スーツを来た中年の男性が俺達に話しかける。 そして紙が配られて、 「それでは、始め」 これで全てが決まる。 来年があるなんて思わない。 鉛筆よ… 俺に力をくれ!!! .