……手、繋ぎたいな……


「海斗、」名前を呼ぶと海斗は振り向き手を差し出す


ん、っと言って私の手を握ってくれた


私の歩くスピードに合わせてゆったりとと歩いてくれる


「……恵、」


久しぶりに名前を呼んでくれた


「…好きだから」


「海斗?」


耳を赤くしながら言った海斗の一言