月と太陽Ⅰ

大地……?嘘だよね?

大地の体は地面に向かって、どんどん落ちていく。


『大地!』

「いやぁっ!大地!大地っ!」


誰か、大地の体を!
やだ!やだよぉ!大地!


「沙夜様!大丈夫です!大地はまだ、塵になっていません!生きています!」

朔!…よかった、受け止めてくれて……。


「そ、そうね……朔……ありがとう。大地を、ゆっくり下に降ろして。」

「はい。」


よかった……。


「朔、満……大地の所で待ってて。」

『ですが!』

「すぐに、いくから……。」


いく?どこへ?

大地の所に?……ううん、違うと思う。

いくって……逝くの?違うよね!?


『はい。』


待って、降りないで満!
もっと近くで、見なきゃ!

沙夜さんは……きっと……。