月と太陽Ⅰ

『ルナ……私の声を聞いて。兵士達を眠らせて。』


バタッ…バタバタッ……


『よし、大丈夫。うっ……。』

「美月様!?」

「大丈夫でありんすか!?」


一瞬、胸が…苦しかった……。


『大丈夫。行こう。』


この階段を上れば、きっと……。


バンッ!


「ん?なんだい?何かあったの…か…い………なぜ!?どうやって抜け出した!?地下から抜け出した者達がいる!早く来い!」


仲間!?まだ、いるの?


「どうするんだ……。」
「逃げられんぞ。」


『大丈夫。私に任せて。』

「何を言っとる!?下がってなさい。ワシらが代わりになる。」

『いいから。朔、満。この人達をお願い。』

「はい。」

「はい。」