月と太陽Ⅰ

「美月……前に陽元国で俺が言ったこと……覚えてるか?」


陽元国で…?

"俺は、先王のように戦いわけじゃない"
"平和にしたいんだ。陽元国も、月凜国も"
"それは、美月、お前も思ってるんじゃないのか?"
"考えといてくれ"


『うん……覚えてるよ。』

「答えは……出たか?」

『もし、私が、貴方と同じ考えだと言ったら?』

「俺と一緒に、戦わなくていい道を、探そう。」


道を……探す……
私は…私は……

『……ごめん…もう少し、時間がほしい……。』

「そうか……わかった。」