花鈴的には、どんな顔して会えばいいか分からないから少しホッとしているらしい。



アイツが休み始めて2週間が過ぎたある日。



「じゃあまた明日」



いつもみたいに倉庫で解散して、繁華街に来ていた。



今日の当番は朝日と爽で、一成は女と予定があるらしく俺は一人。



ブラブラと歩いて居ると



「ぃやっ……やめっ……」



裏路地から女の抵抗する声が聞こえた。



レイプか、と思い声のある方へ行ってみる。



案の定、男3人で派手な服を身に纏ったキャバ嬢みたいな女をレイプしようとしていた。



「おい」



「あぁ?なんだよてめぇ」

「邪魔すんじゃねぇよ」

「やんのか?あぁん?」



ニヤニヤとしながら喧嘩を売る男3人。



女は服が破けて少し肌蹴ている。



「ちっ」