オレとアイツ


「海月君爽君さっきナンパされてたけど大丈夫だった?女の人泣いてたみたいだけど」




「あぁ。花鈴が気にする事ないよ。大丈夫だったから」



「良かった。二人ともすごい嫌そうな顔してたから心配で」



「おぅ」



なら助けろって話だけどな。



まぁ花鈴だから許すとするか。



「次一成んとこの焼きそば行こうぜ」



「じゃあここは特別大サービス俺っちの奢りでー!」



「太っ腹じゃねぇか一成。よっしゃ!」



「まぁねーん」



一成のクラスの焼きそばんとこ行くと、行列が出来ていた。



「あちゃー。ちょい待ち」



一成はアイタタ…みたいな顔をすると、焼きそば作ってる人の所に行った。




数分で帰ってきた一成の手元には、人数分の焼きそばがあった。




「俺っちさすがぁ」



「さんきゅ一成」



「ありがと」




そこら辺のベンチに座って焼きそばを食べる。