「ちっ」
「あっ、この舌打ち海月だ」
「「まじか」」
「…………」
もうどうにでもなれ
投げやりな気持ちで朝日達んとこに行く。
「なんで来んだよ」
「そりゃぁ海月の女装姿見にと花鈴の男装見にに決まってんだろぅよ」
「ちっ」
「それにしても…よく化けたな」
「本当ね。女にしか見えない」
「俺、今の海月なら抱けるかも」
「………」
「黙れ下半身緩男」
男抱けるってなんだよ一成。
お前はホモか?ホモなのか?あ"ぁん?
もうヤダ本当……
つか、いつの間にか教室に入りきらないくらいの人で溢れ返っている。
廊下にまで大行列だ。
「海月君!相馬さん!休憩入っていいよ!」
客がたくさん来たから俺たちは用無しらしい。
クラスの委員長(名前知らん)に休憩貰ったので速攻で着替えに行った。
「ふぅ……」
やっぱ元の姿最高。


