オレとアイツ


「よっ海月ー、花鈴ー。来たぞー」



「へぇ、なるほどねぇ」



「海月と花鈴どこだー?」



「りんりん来たよー」




朝日と爽と一成とアイツが来やがった。



「花鈴見っけー。おっ、何気イケるじゃん」



「花鈴イケメンじゃん」



「女子が黙ってないなこりゃ」



「りんりんカッコ良ーい」



幸い、花鈴には気づいたけど俺には気づいてない。




「海月はどこだー?」




よし。バレないうちに逃げ……



「海月君ならあそこだよー」



………ちっ。



今日だけは花鈴の事恨んでやる。



許せよ花鈴。お前が悪い。




「は!?あの美少女が?」



「これは化けたね」



「あの美少女が海月?は?嘘でしょ?」



「…………」




ばれた。俺の人生終わった。