「お嬢さん夢月に用ー?」
まさか話しかけられるとは思ってなかったんだろう。
朝日の声にビクッと反応した麗って女。
「あ、いえ。貴方達に用事があって来ました。」
まさかの答えだった。
「「「「「はっ?」」」」」
なんか喋るようなことあったか?
いや、ないよな。
「なんの用があって?」
「少し、話しませんか?」
確かに野次馬が出来てきてるしな。
場所を変えるのが得策だろう。
「すぐそこに車停めてるから行こっかー」
どうやら朝日は倉庫に連れて行くらしい。
見ず知らずの奴連れてっていいのかよ……
コンビニに停めてある車に乗り込み倉庫へ行く。


