「行くぞ」
闇竜の倉庫に入る。
「誰だ!?」
「夕凪だ。うちのお姫さん返して貰おうか。」
「あぁん?やんよかゴラァ」
「たりめぇだろ。行け。」
喧嘩が始まった。
下っ端共は面子に任せ、俺たちは奥へ進み幹部以上を探す。
「見つけた」
二階から悠々と下の景色を見ている闇竜の幹部以上。
俺たちも二階に上がる。
「やぁ夕凪の諸君。」
「花鈴は何処だ」
「お姫様?お姫様ならどっかの部屋で今頃ウチの総長とパンパンヤッてんじゃない?ギャハハハ」
こいつら……
「夢月、頼む」
「はいよーん」
怒りをどうにか堪え、朝日の指示があるのを待つ。
アイツは手当たり次第部屋を開けに行った。
「行くぞ」
よっしゃ!久しぶりの喧嘩だ!
俺は闇竜の副総長。
一成と爽は闇竜の幹部を殺る。
朝日はまだ手を出していない。


