オレとアイツ


そして3日後


ついに決行の時


組員は朝から抗争に備えて準備支度をしている。


夢は朝起きたと思ったら、俺を部屋に連れ込んでベッドに道連れにした。


今、夢と一緒にベッドの中だ。


ちなみに夢は寝ている。俺を抱きしめたまま。(決してBLではない。そこ間違えるなよ)


夢と、昔もこうやって二人で寝たなぁ。


昔の事を思い出しながら、俺も眠気が襲ってきたので寝る事にした。


全くもって緊張感のない俺たち。


起きたら夕方になっていた。



夜七時

俺たちは病院に居る。


クソ女が来るのは夢によると8時らしい。


その前に花鈴を移動させる。


「花鈴、部屋移動するからな?」


コクリと頷いた花鈴は、ベッドごと移動される。


新しい部屋は一番奥の部屋だ。


ちなみに夢は、この前の事が相当ショックだったのか


「俺はいいや…りんりんに嫌な思いさせたくないし」


そう言って花鈴の視界に入らない所で部屋が移動するのを待っていた。


大の女好きが好きな女の前でこんなんでどうするんだっつーの。