オレとアイツ


夢が時間をくれと言ってから4日が経った。


俺は朝もう習慣になりつつある稽古が終わってゴウさんと話してる所だった。


「海、倉庫行くよー」


「おぅ!支度するから待って!」


「はいはーい」


マッハで支度を終わらせて玄関で待ってる夢の元へ行く。


「夢行こ!」


「あーい」


松山組で暮らすようになってから、夢との距離が縮まった気がする。


昔みたいに、もっと仲良くなれたらいいなって思う今日この頃。


車が倉庫に着いた。


二人で倉庫ん中入ると


「ちーっす」
「夢月さん久しぶりっす!」
「海月さんちわっす!」


面子が挨拶をしてくる。


「おぅ!」


「おひさー」


俺たちは挨拶を返して上に行く。


幹部室に入ると、朝日達が揃っていた。


居ないのは、病院に居る花鈴だけ。