オレとアイツ


「爽、どうだ?」


「待って。まだかかりそう」


「そうか…」


朝日が総長室から出てきた。


「花鈴は?」


「寝てる。服捲くって腹見たけど殴られた跡はなかった」


「そっか…」


その事実だけでもホッとする。


花鈴が、怪我してないならそれだけでも救いだ。


でも一体誰が……


花鈴の目が覚めたのは、結局次の日の昼だった。