海月side
花鈴が拉致されてから4時間が経った。
爽は未だに花鈴の場所を特定出来ずに未だかつてないほど苛立っている。
一緒の部屋に居るだけでも怖い。
「ちっ。なんで見つからねぇんだよ」
爽…怖い。
一成なんてビビって震えてるし。
朝日は何を考えているのか腕を組んで目を瞑っている。
時間だけが過ぎていく。
なんか下が突然騒がしくなってきた。
なんだ?って思っていると
バンッ!!
扉が勢いよく開いた。
「なんだ。ノックくらいしろ」
入ってきたのは幹部候補の一人であるケイタだった。
「はぁはぁ…すいません!花鈴さんが…」
「花鈴がどうした!?」
俺たちは花鈴と言う単語に反応する。
「花鈴さんが…いきなり倉庫に戻ってきて……あ、ちょ……」
ケイタが言い終わる前に俺たちはケイタを押し抜け下に行った。
「「「「花鈴!!」」」」
入り口のところに人集りが出来ている。
恐らくそこに花梨がいるのだろう。


