2人がフィニッシュを迎えた頃には
「っ……」
私の心は壊れていた。
ベッドに横になってイチャイチャしている2人。
チュッチュッとリップ音が聞こえる。
それが十分くらいして、
『じゃあ仕事あるから帰るね。なにかあったらまた呼んで』
そう言って夢月君は帰り支度をして帰っていった。
夢月君が部屋を出て数分後
『ふふっ…くすっ…あははははは!どう?相馬花鈴。さいっこうの演出だったでしょ?好きな人が他の女に抱かれる姿見てどうだった?あはははは!絶望でしょ?これに懲りたら夢月から離れて二度と姿を見せない事ね!あはははは!』
まるで女王様のように高笑いをして、私を嘲笑う花鈴さん。
放心状態の私を、いつの間に来た男2人が抱きかかえ車に乗せられる。
何処かに到着したらしく私は車を降ろされた。
そこに放置され車は発進して消えていく。
降ろされた場所を見ると、ここは倉庫だった。
「花鈴さん!?」
面子の心配する声が聞こえた瞬間、私の意識は途切れた。


