オレとアイツ


「くすくす。なにをするの?って顔してるわね。すぐに分かるわ」


「…………」


「肉体を傷つけても、すぐに傷は癒えるわ。でも、精神を傷つけてしまえば、治るのには時間が掛かる。もしかしたら一生治らない可能性もある。ふふふっ。楽しみ。ねぇ?花鈴ちゃん?」



せいぜいモニターを見て苦しめばいいわ。それでさっさと夢月の前から消えなさい。



そう言って花鈴さんは出て行った。


私の目の前に置かれたテレビ。


私は、そんな簡単に夢月君から離れるなんて事しない。


そんな事を考えていたら、テレビが突然ついた。


テレビに映し出されているのは、一つの部屋。


ベットにソファに全面鏡に、なんか色々豪華な部屋だ。


どこかのホテルだろうか?


そこに入ってきたのは、さっきまでここに居た花鈴さんと


「夢月君……」


だった。