オレとアイツ


「そう。契約」


「なに」


「1000万、貴方に渡すわ。それで夢月の前に二度と現れないで。どう?簡単でしょ?」


1000万……


きっと花鈴さんは、そのお金で夢月君を好きな女の子を夢月から遠ざけてきたんだ。


でも私は

「要らない」


金より夢月君が大事。


夢月君に会えないなんて、嫌だ。


「くすくす。随分威勢の良いこと。じゃあそうねぇ……あぁ。この手がいいわ。」


なにを企んでるのか花鈴さんは何処かに電話をし始めた。


「あれを持ってきてちょうだい」


そう言って電話、すぐに切ってたけど。


数分すると男の人2人がテレビを運んできた。


「お嬢、これでいいっすか?」


「えぇ。ご苦労様。消えていいわよ」


「御意」


なんの為にテレビなんて……