オレとアイツ


「クソッ!ロックが固すぎて全然ダメだ」


「爽でもダメなんて一体誰が花鈴を…」


「俺、夢に電話してみる」


夢、お前の好きな花鈴が拐われたぞ。


『お掛けになった電話は、現在電波の届かない………』


頼むから出てくれよ!



何度かけても繋がらない夢の電話。


爽はイライラしながら必死にハッキングしている。


「取り敢えず倉庫に戻るぞ」


車を呼んで急いで倉庫に戻る。


面子は全員既に並んで待機していた。


「お前ら、花鈴が何者かに拐われた。爽でもハッキングが叶わない相手だ。誰か分からねぇが大きな戦争になるかもしれねぇ。覚悟のある奴だけ来い。」


朝日の言葉に面子は


「全員覚悟は出来ています!連れてってください!」


面子全員、強い意志を持った目で俺たちを見ていた。


「あぁ。必ず花鈴の居場所を特定する。少し待っててくれ」


俺たちは幹部室に戻る。


もっと早く…早くに花鈴を助けに行っていればあんなことには………