「「「「「きゃーーーー!」」」」」




俺たちの1日は、この女子の悲鳴から始まる。




学校に車で行けば、女子の悲鳴と共にお出迎えされる。




「うるせぇ」




「もうそんな事言っちゃ失礼でしょ爽君」




煩い女が基本嫌いな爽は、毎朝不機嫌だ。




そんな爽を論するのが、俺たちの姫である相馬花鈴。



俺たちの誰かと付き合ってるから姫とか、そんなんじゃなく、総長である朝日の幼馴染だからと理由で姫になった。




まぁ、悪い子じゃないし、むしろ良い子だから俺たちも気に入っている。





車を降りると女子の花道が出来ていて、それを通って校舎に入る。





きゃーきゃー俺たちを見て騒いでいる女子達。




毎朝同じ事してよく飽きないものだ。