その平和な日常は、突然にして崩れる。 放課後、倉庫に行く為にみんなで校門まで歩いていた。 あれ、誰か校門で待ってる 学校に居るケバいギャル以上のギャルが居た。 いや、ギャルって言うよりキャバ嬢だ。 冬なのに胸が大胆にはだけた身体のラインに沿ってピッタリなミニワンピ。 ちなみにバラ柄。 それにニーハイロングブーツを履いて髪は金髪。 クルクルと巻かれている。 すごい人が居るなぁ 誰かのお姉さんかなにかかな? なんて思って私たちは見ていた。 ……隣に居る夢月君の変化になんて気付かずに。