「夢月君おかえり!」


「ただいまーりんりん。」


そう言って私においでおいでをする夢月君。


どうしたんだろ?と思いながら夢月君の元へ行く。


夢月君の元へ行くと、

「俺、りんりんとお話あるから借りるねー?あ、邪魔しないでね」


肩に腕を回されてガッチリホールドされた。


「え?え?夢月君?」


「おー夢月。話ってなんだぁ?」


「秘密だよ秘密ー。おーしえない」


朝日達を適当にはぐらかして夢月君は部屋を出た。


よってホールドされてる私も一緒に。


「夢月君どこ行くの?」


「縁側だよー。小ちゃいけど池とか色々あって綺麗なんだー。俺の一番お気に入りの場所。りんりんには特別に教えてあげるねー?」


特別、かぁ…嬉しいな。