夢月君の(普通の)部屋に移動したところでやっと一息吐く。
やっぱりあの部屋は落ち着かない。
「なぁ夢月、俺たちで話し合ったんだけどよ」
「んー?」
「夕凪に入らねぇか?もちろん幹部として。面子の奴らも賛成している」
総長の顔をした朝日。
これはみんなで前から話し合っていた内容だ。
こんなに頻繁に私達と居て倉庫にも来ているのに、私達の仲間ではない夢月君。
もちろん仲間と言えば仲間だけど、正式に夕凪に入ってるわけじゃないから……
それがずっと私達の中でシコリとして残っていた。
「んー、それはお断りするかな」
「どうしてだよ!」
海月君、少し落ち着こう。
「俺はあくまでも夕凪のバックに着く若頭だからねー。それに、俺が夕凪に入ったらコッチの世界の揉め事に巻き込まれるかもしれない。それだけはどうしても避けたいから無理かなー。」
「そうか……」
「でもね、朝日達が許してくれるなら俺は夕凪に居たいと思ってるんだよねー」
「それは大歓迎だぞ!!なぁ朝日!」
「あぁ。取り敢えず少し落ち着け海月」


