オレとアイツ


「お前たちもいいか?」


「「「いいっす!」」」


組員さん達の同意も取れ、組長さんからの許可も降りた。


「ありがとうございます!有川海月です。よろしくお願いします!」


海月君はすごく嬉しそうだ。


「でも一つ。さすがに未成年だから海月の親には一度挨拶に行かせてもらう」


「わかりました」


「夢月、お前も「行かない」…そうか。わかった。」


夢月は即答だった。


てか、話遮った。


こんなトントン拍子に話進んでいいのかな…?


ヤクザって、なんか軽くない?


これ、もっと慎重に進めないとマズイ話じゃない?


なんて疑問に思いながらも海月君が松山組に入ることが決まり、もう一度乾杯した。