「朝日達は先に病院に行っててー。俺は処理してから行くからー」
「あ、あぁ分かった」
今の夢月には、逆らってはいけない。
本能がそう言っている。
野獣のように目をギラつかせている夢月。
コイツは危険だ。
俺たちは海月が居る病院に向かった。
夢月が一人残って、何をしていたのかは知らない。
いや、きっと知ってはいけないのだろう。
海月が運ばれた県で一番デカイ病院に着いた。
「すいません!さっき運ばれた有川海月は!?」
「有川様なら二階の手術室で只今手術を行っています」
「ありがとうございます」
俺たちは走って、二階の手術室に行った。
まだ海月の親は着いていない。
ベンチに座って、海月が無事な事を祈る。


