「じゃーなお前ら」
「また明日なー」
「また明日ね海月君、爽君」
倉庫の入り口まで朝日達を見送って、中に戻る。
「お前ら今日なに食べるー?」
倉庫にはキッチンも付いているから、基本泊まりのやつは自炊だ。
料理を作れる奴が作る。
それがルールだ。
俺は幸い料理が出来るから、他に料理の出来る面子と一緒に作る。
ちなみに爽は破壊的に料理が出来ない。
勉強は出来るくせに。
「俺肉食いたいっす!」
「なんの肉だよ」
「松坂牛!」
「アホか」
「ラーメン!」
「餃子!」
「焼肉!」
「一つに決めろや!」
「ジャンケンだ!」
「「「「最初はグー!ジャンケンぽんっ!」」」」
「おっしゃラーメン!」
「くそぅ!」
「次こそは!」
てことで、今日の夕食はラーメンになった。


