真っ暗な画面を呆然と眺める。
…そうだ。
昨日から充電してなかったんだ…。
確かにかなり使ったもんなぁ…。
充電の切れたケータイをポケットに戻すと、私は気を取り直して家までの真夜中の道を早足に歩き始めた。
夕方降りだした雪はまだ降り続いている。
チラチラと舞うその雪が寒さを掻き立てる。
寒いなぁ…
早くヒーターの前で暖まりたいな…。
でも、家に帰ったら何より先にケータイを充電するんだ。
そして、ハルトにメール…ううん、電話するの。
「もう一度会ってください」
…と…。
「ハックシュンッ!!!!!」
家の平垣のところまで来たところで派手なくしゃみが私を出迎えた。
「キャッ!」
突然の声に驚いて思わず飛び上がる。
「…ナナ…?」
…そうだ。
昨日から充電してなかったんだ…。
確かにかなり使ったもんなぁ…。
充電の切れたケータイをポケットに戻すと、私は気を取り直して家までの真夜中の道を早足に歩き始めた。
夕方降りだした雪はまだ降り続いている。
チラチラと舞うその雪が寒さを掻き立てる。
寒いなぁ…
早くヒーターの前で暖まりたいな…。
でも、家に帰ったら何より先にケータイを充電するんだ。
そして、ハルトにメール…ううん、電話するの。
「もう一度会ってください」
…と…。
「ハックシュンッ!!!!!」
家の平垣のところまで来たところで派手なくしゃみが私を出迎えた。
「キャッ!」
突然の声に驚いて思わず飛び上がる。
「…ナナ…?」

