黒い恋人


小学校から男子にからかわれたり、女子からは無視やありえない噂話とかで痛い視線が私の背中をチクチク刺してた。


掃除当番になっている別の人が面倒くさいを理由に当番じゃない私に押し付ける日もほぼ毎日あった。


勇気を出して断れば濡れた雑巾を私の顔に投げつけてくるのが当たり前だった。


従うまで他の人たちの笑い声の中で雑巾を顔に投げつけるを辞めない。


私一人で笑うみんなに対抗できる力が無いから従うしか他はなかった。