ユキは色白でひょろっこくて、でも小さい頃から整った顔立ちをしていて、
中性的な外見だったせいもあって、
幼稚園のころ...ユキがわたしの住んでるマンションの隣に引っ越してきたころから、よく周りの男の子たちのからかいの的になっていた。
そんないじめっ子たちが許せなかったわたしは、ユキがいじめられるたびに守ってあげてたんだ。
...随分変な話だ。
ふつうどう考えても、逆だ。
よくあるイケメンな幼なじみが出てくる胸キュンなケータイ小説では、どう考えても逆だ。
それで、主人公の女の子はいつも守ってくれる男の子と結婚の約束なんかしちゃったりするのだ。
お分かりだとは思うが、残念ながらそんなかわいらしい出来事がわたしたちにあるわけもなく。
