「————お、真央!! 真央ってば!!!」 「...凛子あんた、もうちょっと静かにできないの」 凛子の相変わらずの馬鹿でかい声のおかげで、気持ち良く一限の数学を爆睡していたわたし、最悪の目覚め。 というかいつのまにか数学の時間は終わって、今は休み時間らしい。 先生の子守唄ともとれる数式の音読の声ではなく、教室はざわざわといつもの騒がしさに包まれている。というか、黄色い歓声が。 ん?歓声...?