───子!──────王子!─────



ベルドルト
「王子!目をお開けください!」



レオ
「......ッ.........ゲホッゲホッ、」



俺は体に入った海水を吐き、意識を取り戻した。



目を開けるとそこにはベルドルトと見知らぬ女がいた。



ベルドルト
「!!王子!...よかったもう戻らないかと」


レオ
「......俺は、生きてるのか」



ベルドルト
「はい!このお方が王子を助けてくれました」



レオ
「そうか、助かった礼をいう」



エメラ
「いえ、王子が助かって良かったです!」