天野がとびだし、俺意外には誰もいない教室。
さすがに、飯島のことが好きだって嘘はまずかったか。


さて、どうやって謝れば許してもらえる・・・?

その前にとりあえず、
「帰るか」



自分の教室にカバンを取りに行き、歩き出す。





そういえば、天野が泣いていたように見えたは俺の気のせいか・・・?


心配だから帰るついでに天野の家に行ってみるか。



学校を出て、歩くこと15分。
「ピンポーン」とインターホンを押すと、出てきたのは天野。


一瞬驚いた顔をすると、ドアを閉めようとする。