「お前ならできる ごめん、勝てよ!」 光希の言葉に我に返った ……俺こんなボール投げるやつと1対1かよ…? 「ありがとな、光希」 ボールはちょうど1個ずつ俺と山本の手にある 「今から手加減しないから」 「それはこっちの台詞」 なんて会話をしながら、 キャッチしては投げてキャッチしては投げてを繰り返す さっきまでの疲れは感じている暇がなかった 気を抜けば、当てられる …それでもそろそろ限界だ。 それは山本もそうみたいだった。 多分、次が最後の1球だ。