弱虫男子

試験期間に入って

バスケのできない俺たちは

放課後の時間を持て余していた。


まだ二日目なのに

身体がうずく。



教室ではノートを見せ合ったり

小声でおしゃべりしたりする

いくつものグループができていて


放課後の教室って

なんか好きだなぁと思った。



しばらくはノートを開いて

単語を叩き込もうと

悪戦苦闘していた俺とヤスだが


すぐに眠くなって、

お互いを起こしあうのが

精一杯になっていた。