**** 「つきましたよ⋯祭莉。」 大きな蒼い石造りの宮殿につくと、ふわっと祭莉を下ろす。 「あっ⋯」 足に力が入らなく神楽の腕を掴む。 「っ!?祭莉、大丈夫ですか!?」 ぎゅっと、腰を支える神楽。すると遊鳥が、バッと祭莉を抱きかかえて、部屋の奥へと行く。 「遊鳥、優しくしてくださいね?これは物ではないのですよ?」 乱暴な遊鳥に怒ったのか少し強く言う。仲が悪い訳では無いが、少し雑な遊鳥と慎重な神楽とでは度々すれ違いが起こっていた。 「わぁーってるよ。」