「ふんっ、米は洗って今は御影くんや佐野くんが炊いているところだよ。」




「そっち手伝いなさいよ。」




舞の言葉に聞く耳を持たない。


田中くんw仕事してw




「ひまりさん、手際いいんですね?家でもお手伝いを!?」



こうして、さっきから質問攻撃を受けているのです。


「そ、そうだね。お料理は好きだよ。」



「家庭的な女性なのですね。」



はははははは





「ひまりさんひまりさん!!」

「……いたっ!!」


あちゃー、指切っちゃった。。。


「ひまりさん、大丈」

「ひま!!」

あ、真央だ。なんでここにいんの。


「このドジっ!!何やってんだよ!」



「ごめん。いつもはこんな事ないよ!?今日だけ。」


「そんなの知ってるから。」


あ、そっか。
あたしの料理してるとこなんて見慣れてるもんね。


「ひとまず、先生のとこに行くぞ。結構深く切ってるみたいだし消毒してもらおう。」



そう言って、あたしの手を引く。




「ひ、ひまりさん!!」

あ、田中くん。

あとは任せたぞ!!