グイッ!!
「……へ!?」
急に頭も掴まれたかと思うと、真央の肩まで引き寄せられた。
「あの…真央さん…!?」
え、やばい心臓うるさいんだけど、なに発作!?あたし大丈夫!?
「さっきの体制じゃ、バス揺れた時にカクってなるし体疲れるだろ。肩貸してやる。」
「……ありがと」
語尾が小さくなったけど、ちゃんとお礼を言えた。
「10分1000円な」
ちょっ、高いよ真央さん。
「はい、もういいから寝ろ。」
なんだかんだ言って、優しいなほんとに。
へへへ。
「ありがと真央、おやすみ。」
そう言ってあたしは眠りについた。
