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いろいろあったが、時間はあっという間に過ぎるもんで、もう日が落ちていた。
そこそこ多い電車に乗って、駅から家までの道のりを歩く俺たちは明日ある教科や持っていくもの、そんなくだらない事を話して帰っていった。
「今日は、ほんとに楽しかったなぁー!!
またいこうね、真央。」
「気が向いたらな」
正直言うと俺を楽しかった。
たまには、外に出るのも悪くないな。
「あ、家が見えてきた!!」
「気をつけて帰れよ。」
そんなことを言うと、ひまは笑ってこう言った。
「はははっ、隣なんだから気をつけるも何もないじゃん。」
お前のことだからな。
なんか、ありそうじゃん。
「ほら、早く家入れ。」
「はいはい、今日はありがとねっ!
それじゃあまたあした!!」
手を振ってひまは家の中に入っていった。
それを見届けた俺も、家の中に入る。
「あぁー、眠て…」