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なんやかんやで飯を食べ終え
俺とひまは2人で食器の片付けをしていた。




「あぁー、お腹いっぱいっ」



食器を洗いながらひまは満足そうだ。




「そりゃ、あんだけ食えば腹もいっぱいになるだろ。」



ひまの食欲は異常だ。
あんな華奢な体型なのに、俺の2倍は余裕で食べる。
なのに、その体型は中学の頃から細いままで病気じゃないのかと少し心配になったりする。




「あれうまかった、唐揚げ
お前が作ったやつだろ。」



「え、すごいっ!!なんでわかったの!?
今日の朝から漬けてたんだよ」



なんでとか、知るか。
なんとなくうん、なんとなく
あ、ひまの味だって直感でわかった。



「ふふふふん♪
真央さん、ひまりツウになってきましたな
むふふふふふ/////あ、はいこれ」


笑い方キモいぞ。
といって、洗い終わった皿を受け取り、それを拭く。





「えぇー、自然に出たんだから仕方ないじゃーん!
嬉しかったのっ」




「ふんっ、幸せなやつだな」



とか言いつつ、一番俺が嬉しかったり…


うちの両親とひまの両親はテーブルを囲んでお酒を飲んでいる。
羅唯は、今話題のドラマ。


ちょっとした2人の空間がすげー心地よく感じる。