「あら、2人とも来たのね
いらっしゃい」
リビングに行くとひまの母親が声をかけた。
「おじゃまします。」
「さぁさぁ、座ってちょうだいっ
羅唯くんの好きなハンバーグあるわよふふふ」
「えっ!!!ほんと!?
やったぁぁぁぁああああ!!!!」
「今日はあたしも手伝ったからね、ふふん
美味しいよー」
それは、楽しみだな
「お、真央と羅唯遅かったな
ひまりちゃんは偉いぞー
ちゃんと家の手伝いをして」
将来はいいお嫁さんになるなと、大笑いしている。
だいぶ酒入ってんな
めんどくせ
「その時は、お婿さんは真央くんか羅唯くんだながははははははは」
おじさん…………
こんな事言うのはあれだけどさ
お前もか。
「まったく、あなた変な事言わないの。
真央くんも羅唯くんもモテるだろうし
うちのひまりじゃ勿体ないわ」
「ちょっと、お母さんそれひどくない!?!!???!!
え、娘とっても悲しい!!!!!」
「そーだよ!!ひまりちゃん
可愛いし、料理できるしいいじゃん!
もらい手無かったら俺がもらってあげるよー」
……シメルだけじゃ足りねぇーな
殺る
「相変わらず、羅唯くんって
チャラいなー
はいはい、もらい手なかったらねー!!」
普通に流してるし
むー、と羅唯は不満そうだ。
