オマジナイ

しかし、それから井上君の澤木さんに対する行動がエスカレート。


最近は、帰り道を尾行されているとかなんとか……。




「そうか、だからまりは最近、元気がなかったんだ…」



「林田…?」


「林田君?」


「話、聞かせてくれてありがとうな」



「う、うん」




林田、どうして…どうして、澤木さんのことなんか気にするの?


おまじないはした。


もう、林田は誰にも奪われない。


それなのに、どうして、どうして澤木さんのことを………。




放課後、林田に今日は一緒に帰れないと言われてしまった。


だけど、私はどうしても林田のことが気になってしまって、ずっと校門で林田のことを待っていた。



ずっと………。




そして、7時30分頃。



サッカー部の部員が何人か校門を通って帰っていった。



しかし、林田の姿は見えない。