オマジナイ

こんな嘘、本当に通じるのか・・・。


けれど、これで『好きな人と恋人になれるおまじない』は解けない。


だから、林田とは付き合えたままでいられるだろう。



そう思うと、私は安心した。



そして、家に帰ると、私はすぐにお風呂に入り、私と林田の左手の薬指の血で赤く染めた糸を左手の薬指につけ、祈った。




誰にも、林田が奪われないように。




一晩中、祈った。