オマジナイ

「これ、コンビニで新発売だったから買ってきたんだ。

これ飲もうよ」



それは、林田が発売前から飲みたがっていた、新作のスポーツドリンクだった。



「えっ、マジ!?竹下買ったの?

うわ、嬉しい。


俺、ずっとこれ飲みたかったんだけど、コンビニ寄る機会なくってさ。


ありがとう」



林田はとても喜んでいるようすで、私はほっとした。



「じゃあ、コップに入れてくる」



と林田が言うが、



「待って、私がやるよ。


林田、部活で疲れてるでしょ」



と私は言った。




「でも…」


「大丈夫大丈夫。

このくらいさせてよ、彼女だもの」


「うん…わかった」