オマジナイ

そのとき、「あー!」と林田が大きな声をあげたので、私はびくっとした。



「どしたの!?」


「まりと喋っていたから、クレープのアイスがすっかり溶けちまってる!」



「あはは、バーカ」

「くっそ!急いで食べないと・・・」




そうして、林田との放課後デートは終わった。