その瞬間、私は林田に強く抱きしめられた。



「ちょっ、林田!?」


「俺、竹下のことが好きだ!」


「!?」




驚きすぎて、声も出なかった。


好き・・・?

林田が、私を・・・?




「・・・私も林田が好きっ


中学の頃からずっと・・・ずっと好きだったっ!」



私は、必死に声を出して、林田に想いを伝えた。

いつの間にか、私は涙を流していた。




「竹下・・・」


「林田・・・」




私達はしばらく見つめ合い、そして口づけをした。