オマジナイ

いつの間にか私は家に着いていた。


私は、すぐに自分の部屋へ行き、自分の左手の薬指を、カッターナイフで切った。

傷口がぱっくりと開き、勢いよく血が出てくる。


なんだ、思ったより痛くないや。


学校で雪からもらった白い糸を、流れた血で染める。


糸は真っ赤に染まった。

私はそれを、さっき傷付けた左手の薬指につけた。

準備はできた。


あとは祈るだけだ。




林田と付き合えますように、と…。