オマジナイ

そうか・・・そうだよね。


好きな人が自分のモノになる。

だから、ちょっとくらいの痛みだって、我慢できる。




「これ、私が昨日使ったやつの余りだよ」




雪は制服のポケットから、白い糸を取り出した、私に渡した。




「ありがと」




私はその糸を受けとった。


これで、林田は私のモノ・・・。



・・・放課後、昨日と同じように雪と帰ろうとしたが、



「ごめん!今日は井上君と帰るから」



と断られてしまった。