オマジナイ

ここはどこだろう。


何もない、質素な部屋。


あるものといえば、扉と私が横たわっているベッドだけ。




「目、覚ましたんだ」




扉が開き、聞き覚えのある声がした。




当麻だ。




しかし、そこにいる当麻は、私の知っている当麻とは違った冷たい眼をしていて、その目の下には大きなくまがあった。




「当麻!


ねえ、なにこれ!?

どういうことなの!?身動きがとれないよ」


「ああ、それは…」




当麻は私の体にかけられている布団を剥いで、




「手錠かけているからな」




と言った。



私の手足には手錠がかけられており、それはベッドの柵へと繋がっていた。



「どうして、どうしてこんなことをするの!?」