オマジナイ

「それにな、竹下…。

俺が付き合おうって竹下に言ったのは、確かにおまじないの効果かもしれない。


だけど、俺の気持ちは…お前に弄ばれていたわけじゃない」


「どういうこと?」



だって、私は林田と付き合うために『好きな人と恋人になれるおまじない』をかけた。

だから、今私達は付き合っている。


それって、林田の心を弄び、無理矢理私を好きにさせた……っていうことじゃないの?



「俺はな、竹下がおまじないをする前から、ずっと竹下のことが好きだったんだ」


「えっ!?」



林田が、私のことを…ずっと…………!?



「俺、中学のときから竹下のことが好きだった。

好きだったから、やたらとちょっかいかけたりして、竹下の気をひこうとしていた…。


俺の心は、ずっと竹下に向いていた」